新松戸“まちゼミ”2017レポ
先週のblogでもお伝えした通り、アトリエ新松戸カルチャー教室は新松戸商店会連合会主催の「まちゼミ」に参加しました。
今年2回目の「絵具講座と水彩画体験(まちゼミNo.30)」でご参加頂いた参加者の皆さん、ありがとうございました。
まずは講義を30分ほど設け、(あまりマニアックになり過ぎないよう注意しながら…)ざっくりと“絵具の歴史”について流れを追いました。
絵具には水彩、油彩などがありますが、どれも「顔料を糊の様なものと混ぜ、定着(固着)させる」というのが基本の使い方です。
技法によって糊がたまごだったり牛乳だったり膠だったり。
現在ではチューブの中にあらかじめ顔料と糊が混ぜられている絵具も多く、それを購入して使えるので便利ですが、昔はこの工程を自ら行う必要がありました。
本棚から美術書を引っ張り出し、分かりやすい比較をしてみます。
参加者の皆さん、とても熱心に聞いて下さり、「たまごは卵白と卵黄どちらを使うんですか?」という質問が出ました。
(たまごを使った技法のことをテンペラと言うのですが、両方使えます。卵黄の方がメジャーです。)
こういった面白い質問にお答えするのも私自身嬉しく、楽しいものです。
今年度のまちゼミは次回の講座(5/22・月)でラストです。
まだ席が空いていますので、ぜひご参加下さい。
まちゼミ
5/22(月)
【会 場】アトリエ新松戸
【時 間】10:00〜11:30
【定 員】各回5名
【費 用】材料費として500円(資料・絵具・画用紙・モチーフ代込み)
【参加方法】342-6006(アトリエ新松戸)まで直接お電話ください。
(受付時間9:00〜17:00 祝日を除く)
【講 師】岩崎秀太(代表)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません