型おこし|陶芸クラス

2017年11月5日

お昼過ぎたあたりから、大分寒さも和らいできました。世の中の大学受験生たちはセンター試験なんですね。自分たちのころは共通一次試験と呼ばれて、5教科7科目必須でしたが、今はずいぶん仕組みも変わってきたみたいです。何はともあれ、受験生の皆さんが、実力をしっかりと発揮出来る事を願います。

さて、今日の陶芸クラスでは、なにやらどこかで見たことのある形体の作品が……
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オムライスの型で作った3本足のお椀です。
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作り方はいたってシンプルです。

1・たたら作りで粘土を伸ばして板状にします。
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2・オムライスの雌型に粘土を詰めて数週間乾燥させ、雄型を作っておきます。
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3・粘土を雄型に押し付けて成形します。
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4・高台をつけたあと、口の部分を調えて仕上げます。
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技法の名前としては「型おこし」というそうです。本来は雄型は石膏でとるものだそうですが、今回はより手軽な手法として、陶芸の粘土で作っています。表面に少しひびが入っていますが、それが作品に影響する事も無く、また、くっついたりもしないので、これで十分みたいです。

これを使えば、同じ形のものが何個でも作ることができます。そして何より、簡単!初心者の人でも失敗する事はほとんどありません。先生曰く「お喋りしていても大丈夫」だそうです。おしゃべり好きの女性にはぴったり(!?)ですね(笑)

イワサキ