本焼き|陶芸クラス
陶芸教室は今日、本焼きです。
いつもは素焼き1回に対して、本焼きも1回なのですが、今回は作品数が多く、本焼きを2回に分けました。
素焼きのときは、同じような形の作品なら重ねて焼くことができるのですが、本焼きでは釉薬がかかっているので重ねると作品同士がくっついてしまいます。なので、素焼きより本焼きの回数が増えることがあるのです。
作品を詰めた状態。棚板の欠けたところなどを利用して、空間的に無駄なく詰めています。
焼いている時ホコリなどが表面につくと、釉薬と反応して色が変わってしまうことがあります。少しでもそう言ったリスクを減らすため、最上部に棚板でフタをします。
スイッチを入れてしばらくの間はふたを少し開けておきます。作品に残った水分が蒸発して窯のなかにこもることを防ぐためです。窯の中の温度が200℃くらいになると蓋を閉めます。ただし、水蒸気の抜け道用に小さな穴は側面にあいています。
コントローラー。上が現在の窯の中の温度で、下がプログラムされている目標の温度。一晩かけて1230℃までじっくりと上げていきます。
窯のなかが常温に戻るのは、だいたい木曜日くらいです。土曜日の教室の時に窯を開けます。どんな焼き上がりになるでしょうか。楽しみです。
イワサキ
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