陶芸のススメ-その2-

2017年10月24日

先週は陶芸クラス担当講師鵜飼先生へのインタビューでした。

本日はもう一人の担当である梅澤先生へのインタビューです。

梅澤先生へも、まずはこの道【陶芸】へ入ったきっかけをお尋ねしました。

「僕が高校生の頃はちょうど就職難と言われた時期で、実際本当に厳しい状況でした。これなら手に職をつけた方がいいんじゃないかと思ったんです。」

先週の鵜飼先生と同じく、(美術の類いではないという意味で)普通の高校に通っていたとのことで二度ビックリしました。

「で、ちょうどその頃NHKで“やきもの探訪”という番組(陶芸作家のもとへ様々なゲストが訪ね、作家の人となりを紹介する番組)が放映されていてずっと見てたんです。陶芸作家でも一人ひとり考え方が違うんだなぁと感銘を受けて。それから三越でやっていた伝統工芸展を観に行き、自分でチャレンジしてみたくなったのがきっかけです。どうやったら陶芸作家になれるかを調べて、専門学校へ行くことを決めました。」

やきもの探訪を楽しく視聴し三越へ焼き物を観に行く高校生…!

そしてこれまた鵜飼先生と同じく、元々ものづくりが好きだったとさらりとお話しして下さいましたが、そこから自分の窯を持つまでになるにはやはり情熱もあったことと思います。

専門は“白磁”。

文字通り白い磁器で、歴史的には1600年代初期に有田の泉山で白磁鉱が発見されて以来メジャーになった伝統工芸です。
グレードの高い土になればなるほどより美しい白味を増すのだとか。

一口に“白”といっても作家の数だけ白の数もあるといいます。
釉薬のレシピが異なるからです。

艶調、マット調、濃淡、白加減…奥が深いですね。

梅澤先生、ありがとうございました。

さてアトリエ新松戸の陶芸クラスでは、半磁器を作ることができます。
半分は陶器の土、半分は磁器の土で造る器です。

実は磁器というものは、完成後は陶器よりも焼き締めるため強度は高いのですが、成形の最中に壊れやすいのです。
半磁であれば作りやすく、磁器の雰囲気を楽しむことができます。

まずは随時受付中の無料体験教室でぜひ陶器からチャレンジして下さい。
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皆様のご参加をお待ちしております。