my国宝をつくる【陶芸体験その3】

2018年3月11日

本日はアトリエ新松戸カルチャー教室「陶芸クラス体験レポート」の3回目をお届けします。

前回までのポストは↓コチラ↓
my国宝をつくる【陶芸体験その1】
my国宝をつくる【陶芸体験その2】

私の処女作は素焼きをしてもらい、見た目が“ちょっと新しめの弥生式土器”風になりました。
いびつなところは味としておきましょう。

(ここで素焼きショットをドヤ顔でアップしたかったところですがうっかり撮り損ねたため早速作業紹介にまいります。)

今回は釉薬がけに挑戦!

私は“鉄マット”をチョイスしました。

まずはいわゆるバリ取りをします。
バリはプラモ製作でも聞かれる言葉ですね。
↓よく見ると高台付近にバリがあります。
ここを紙ヤスリでコスコスすると・・・


滑らかになりました!

口の部分のバリや気になる凸凹もコスコスしして平らにします。

バリが取れ美肌になったら、次は撥水剤を底に塗ります。
余計な釉薬が乗らないようにするためです。
水性と油性があり、油性はよりしみこむ分、強力とのこと。

今回は水性を使います。塗る前に先ほどの研磨作業で出た粉塵を少し濡らしたスポンジでぬぐっておきます。
高台に塗る場合はろくろを使うとよいとのことで、久しぶりにろくろを回します。

いい手つきでしょう?

・・・と言いたいところですが自撮りが出来ないため梅澤先生の御手を使わせて頂きました。
構えがまったく違います(´ω`υ)。

いよいよ釉薬の登場です。
鉄マットの黒さは感じられず、少々ホラーな色味です。

置かれていた釉薬は水と分離しているので、よく混ぜます。

しゃもじを使う先生、「陶芸家は手でやります」と仰るので、何事もカタチから入るわたくしも手で混ぜてみました。

大量の片栗粉だ〜!!

ドロドロした部分が水と馴染むまで混ぜます。

混ぜ終わったところに、美肌ちゃんを潜らせます。
人差し指と中指で高台を支え、親指で口を押さえながら、向こう側から釉薬をすくうように入れて行きます。

ワン

ツー(ここで3拍数える)

スリー!

親指で押さえていたところには釉薬が届かず素焼きが見えている状態に。

そこへは筆で釉薬を厚塗りします。
後で削って周囲と馴染ませるので盛り過ぎくらいで大丈夫です。

乾いたら(割と早く乾きます)厚塗りして出来た凸凹や均一でない箇所をステンレスのヘラで削っていきます。
私は自分の美肌ちゃんを削るので、その間再び先生の御手をお借りします。

高台の内側も丁寧に。

ヘラでおおまかに削ったあと、指でもかなり整えられます。思ったより随分と柔らかいです。

またまた仕事を忘れ夢中になる私を見かね、臨時のカメラマンが来たので、記念に一枚わたしの手を撮ってもらいました。

なんとか整えられました!
盛った部分を削る作業はパテ造形を削る作業に似ているなぁと思いました。

指で撫で回したせいか、朱色に変化しています。
この色が焼かれて黒になるとは未だ想像がつきません。

さて次回は遂に本焼きです。
作業はもうありませんが、仕上がりを楽しみに待ちたいと思います。

別席では生徒さんが大物に釉がけをする作業をしていました。
二度掛けに挑戦するとのことで、先生が丁寧にフォローしてくれます。

少しでも陶芸に興味がおありの方は、ぜひアトリエ新松戸カルチャー教室の陶芸クラスで開催中の“体験コース”をご体験下さい。

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