紙版画に挑戦!
暑かった八月も終わり今日から九月。まだまだ日中は暑いですが、日が陰ると風に秋の気配を感じます。
八月後半の油絵クラスでは「紙版画」に取り組みました。
「紙版画」というとなんとなく「子供がやるもの」というイメージがあるのですが、実際にやってみると手軽な上にいろんな工夫ができて面白かったです。
右の2枚は事前に作ったサンプル。それ以外は、製版と刷りのデモンストレーションや生徒さんたちの試し刷りです。
画用紙を切って重ねて貼っていきます。出っ張っているところにインクがついて黒くなる「凸版」の仕組みです。
今回は四角い台紙に張り込むのではなく、不定形のパーツをいくつも作って、それを組み合わせて刷るやり方に挑戦しました。
生徒さんたちの作品。原理が今ひとつ理解できなかった方には、小さなサンプルを作って見せながら指導することで、完成に結びつけることができました。
今回のやり方だと、同じ版を繰り返し使ったり(左上の作品)、一度擦った上にさらに版を重ねて擦ったり(上真ん中の作品)、他の生徒さんのパーツを借りてきたり(右上の作品・これは想定していませんでした。。。)、いろんなことができます。
生徒さんにとっても、油絵とは違う頭の使い方で、結構刺激になったようです。
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