パステル、油絵、アクリル絵具 etc
カルチャー教室油絵クラス日曜コースの生徒さんは、油絵だけでなく、様々な画材で制作に取り組んでいます。
1枚目は透明水彩を下地に使い、パステルで仕上げた作品です。ご自宅で育てている「万年青」をモチーフに、色味はかなり脚色して、夏らしい、生命力に溢れた表現を目指しました。
2枚目は写真をもとに油絵で仕上げた風景画です。まず、下地にこげ茶色の絵具を硬い筆でタッチが残るように厚塗りしました。それから地面、壁、屋根、木の幹と大きな面ごとに塗り込んでいって、最後に鮮やかな紅葉や空の色を置きました。多少の手順の前後はありましたが、空間を面ごとに把握していく、オーソドックスな手法で描かれた作品です。
3枚目は、モネの睡蓮に触発されて描いた油絵です。モネの作品は、遠くからだと睡蓮に見えても、近づくと単なる絵具の塊にしか見えないものもあります。色使いも、緑や青、紫など様々な色が使われています。画集を参考に描きながら、「葉っぱは緑」、「水は青」といった固定観念から自由になることができました。
4枚目は、ご自身のヨーロッパ旅行で撮影した写真をもとに、アクリル絵具を透明水彩風に使った作品です。屋根の細かな瓦の陰影や空の微妙な調子の変化など、実に丁寧に絵の具の濃淡を調整しながら描いています。
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