油絵クラスのモチーフセット
毎回のことですが、モチーフセットには頭を悩ませます。
自分なりにさまざまなアプローチを試みるのですが、過去の名作などに他のイメージをミックスしたりすることがあります。
この課題ではセザンヌの「キューピッドの石膏像のある静物」のイメージに、千鳥柄の布を組み合わせて組んでみました。
教室の考え方としては、単に技術的に上達するだけでなく、さまざまな表現に出会い体験することで、美術への興味をより深めてほしいということがあります。そのため、生徒さんと対話しながら、一緒に作品を作り上げるというスタンスを取っています。この時も、制作途中でセザンヌの構図法や、近代絵画の父と呼ばれる所以について、お話しさせていただきました。
生徒さんからも、最近行った展覧会やおすすめの書籍などの情報をいただきます。自分自身、勉強になることも多いです。こういった対話のキャッチボールを楽しめる教室であり続けたいと思います。
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