第58回松戸市美術展出品作品紹介
2023年7月1日(土)から16日(日)の会期で、松戸市文化ホールにて開催されている「第58
回松戸市美術展」に出品されているカルチャー教室の生徒さんの作品を紹介します。
彫刻部
「鳥さん、トリさん」
白黒のワイヤと、紙粘土で造形した2体の鳥の対比が面白い作品です。台座の黄と青は、ウクライナの国旗をイメージしたのでしょうか。
洋画部・佳作
「meandro」
題名はスペイン語で「河川や道の曲がりくねり、蛇行」を意味するそうです。最初はラムネ瓶から透けて見えるストライプの布から発想して描いていましたが、何回も同じテーマで描いているうちに曲がりくねっている形と色そのものに興味が移ってきたそうです。
洋画部・奨励賞
「銚子港の漁船」
透明水彩を使って、とても緻密に描いています。海面の写り込みと空の色に、日本らしい気候が感じられます。
洋画部
「Peace」
廃墟の中の水たまりで水を飲む猫を、さまざまな資料を組み合わせて描きました。街が壊され、自分が汚れてしまっても懸命に生きようとする姿に、平和への祈りを託しました。
最後はアトリエ新松戸代表で、松戸市美術展の運営委員も務める岩崎の作品です。
洋画部「痕跡-青藍-」F20号のアクリル画です。
今年の総出品数は270点と、昨年の252点から少し増えました。
出品者の顔ぶれも少しずつ変わってきていて、新陳代謝が起こっているようにも感じました。高齢化が進む日本ですが、幅広い年齢層に参加してもらって、長く続けていければと思います。
松戸市美術展覧会のご案内
https://www.city.matsudo.chiba.jp/kurashi/kyouiku_sports/bijyutsuten.html
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