油絵クラス火曜コース「抽象画の模写に挑戦!」

油絵クラスの火曜日と木曜日のコースでは、8月の夏休みを挟んで「抽象画の模写に挑戦!」という課題に取り組みました。

アーティゾン美術館で6月から8月にかけて開催された「ABSTRACTION展」を生徒さんに紹介したところ、観に行かれた方から「抽象画の模写をやったら、これまで自分のできなかったことができるようになる気がする」との提案がありました。ほかの生徒さんも賛同されたので、実際にやっていただいたのですが、これが面白かったです。

描いていくうちにどんどん発見があり、最初は単純に見えていた作品が、実はとても複雑な空間や色彩、形態の組み合わせで構成されていることに、皆さん驚かれていました。

今回掲載している作品のもとは、左から
モーリス・エステーヴ「ブーローニュ」1957年
パウル・クレー「静的なものから動的なものに向かう色彩の高まり」1923年
モーリス・ド・ヴラマンク「色彩のシンフォニー」1905-06年ごろ
ワリシー・カンディンスキー「赤い縁どり」1919年
です。

この経験を、次作以降の制作でどのように取り入れて活かしていけるのか、楽しみにしています。


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