2024年5月窯出しの作品たち(その2)

6月になりました。年度も変わって2ヶ月がすぎ、世の中的には少し落ち着いてきたところですが、陶芸クラスでは、さまざまな事情で粘土や釉薬の仕入れ先が変わったこともあり、先生方は釉薬の調合やテストピースの制作にと慌ただしくされています。

手間のかかる作業ですが、生徒さんたちがより快適に制作していただく上では必要なことです。可能な限り手を尽くしていこうと思います。

さて、陶芸教室の作品紹介。今回は2024年5月11日窯出し分の2回目です。

2024年5月窯出しの作品たち
乳白釉にピンクの顔料を混ぜて、桜色の釉薬を調合しました。ポップで優しい雰囲気が現代的ですね。
2024年5月窯出しの作品たち
赤土で成形した上からハンコを押し、青い顔料を混ぜた化粧土をつけた後からかき落として模様をつけました。全体は透明釉をかけています。
2024年5月窯出しの作品たち
わら白釉で仕上げた四角い小皿です。真ん中に仕切りをつけて、2種類のお料理を載せれるようにしています。今回は全体が少し反ってしまいました。次回は、それを修正するのが課題です。
2024年5月窯出しの作品たち
猫の急須です。半磁土で成形して下絵付けを行い、仕上げは全て透明釉です。蓋の形もビタっとはまって完成度の高い作品になりました。
2024年5月窯出しの作品たち
同じ作者による象の急須です。最初は象にするつもりはなかったのですが、作っているうちにつぶらな瞳と大きな耳が見えてきて、ついでに(!?)頭のてっぺんに鳥を止まらせたそうです。
2024年5月窯出しの作品たち
グレー御影土に緑青釉をかけたピッチャーです。男性的で重量感のある作品です。
2024年5月窯出しの作品たち
電動ろくろで引いた湯呑みです。白マット釉とアメ釉をかけ分けています。電動ろくろは見た目以上にコントロールが難しいので、最初は小さいものから始めて、少しずつ大きなものに挑戦していきます。

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