石膏デッサン
ここ数日、急に暖かくなって近くの公園の桜も一気に七分咲きになりました。この間まであんなに寒かったのに、一気に春になって、この週末がお花見のピークでしょうか。
さて、火曜油絵クラスでは春休み前の1回の授業を使って、石膏デッサンに取り組んでいます。日頃はあまりこういった“硬い”課題はやらないのですが、油絵を描く上で、明暗法の理解があるのとないのでは、ずいぶんとその表現が違ってきます。
なので、そっくりに似せることよりも、白い物体をモチーフに、光のあたっているところと影になっているところ、そして、周りからの乱反射を浴びているところを見つけるということを第一にしましょうと最初にレクチャーを行なったうえで、スケッチブックに描いて頂いています。
こちらは「弥勒菩薩」という石膏像です。やはり、西洋彫刻と日本彫刻では、ずいぶんとその様式に違いがあります。
アトリエ新松戸には、カルチャー教室だけでなく、芸大や美大、美術高校を目指す学生を対象にした受験部があります。今日描いて頂いている石膏像は主に受験部の学生のデッサンの授業で使うのですが、おかげで、カルチャー教室のモチーフもバリエーションが豊かになっています。モチーフだけでなく、いろんな意味で、相乗効果をあげていけたらなと思います。
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