作品紹介|火曜油絵クラス
久しぶりにカラッと晴れ上がった新松戸。
気温もどんどん上昇して、真夏のような陽気です。
しかし、沖縄方面では大型で非常に強い台風8号の影響で、大荒れになっている様子。
被害が出ない事を祈るばかりです。
さて、火曜日の油絵教室の作品紹介。6月いっぱいまで描いていた作品を掲載します。
こちらはIさん(男性)の作品。
渋い色合いで絵具をしっかりつけて力強く描いています。背景の風景画はシスレーのものなのですが、しっかりとIさんの作風に溶け込んでいるのが面白いところです。
Mさん(男性)の作品
背の高いパキラの鉢植えがモチーフに入っていたため、縦構図が多い中、数少ない横構図の作品です。
ハイビスカスの模様の布が敷かれていたのですが、そこからイメージをふくらませて、南の島のリゾートのような雰囲気にまとめあげました。
Mさん(女性)の作品
モチーフの中に敷かれていた布の柄を壁面や扉に展開しています。
そのことによって、奥に奥に視線が引っ張り込まれて作品に奥行きを与えています。
Sさん(女性)の作品
こちらも柄を平面的に切り取って背景に配置しています。
描き移す「写生」から独自の「表現」に試行錯誤をしているところが伺えます。
Yさん(女性)の作品
右側の幾何学模様のステンドガラスから差し込む光をテーマに描きました。
油絵具の透明性を利用して透き通ってきた光の色を表現しようと、工夫を重ねられています。
火曜日のクラスでは、皆さん同じモチーフを描くのですが、なるべくそれぞれに違った作品になるよう心がけています。
技術的な部分の指導とバランスをとりながら、進めていければと思っています。
イワサキ
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