作品紹介・油絵クラス《火曜》
3月もあっという間に中旬。花粉に悩まされる季節です。
2月28日に油絵教室 火曜クラスの講評会を行ないました。
今回は、昨年末に行ったキュビズム実験の流れで、セザンヌ風(!?)のモチーフを組み、皆さんそれぞれの解釈で描いていただきました。
MTさんの作品。多視点の構図でキュビズムを意識して描かれました。
MYさんの作品。窓から入る光の美しさを淡い調子の中で的確に表現しています。
MMさんの作品。布のチェックに触発されて、カラフルな模様が空間に飛び出しました。
OMさんの作品。アボリジニアートの図録にインスパイアされて強烈な色彩の作品になりました。
SMさんの作品。背景には軟らかな色調で石垣と林が描かれています。
OMさんにお見せした図録は、市原湖畔美術館で2016年10月1日〜2017年1月9日の会期で開催された「ワンロード:現代アボリジニ・アートの世界」という展覧会のものです。偶然、新聞で紹介記事を見つけて、最終日に観に行ってきました。まとまった量のアボリジニアートの作品を観たのは初めてだったのですが、心揺さぶられました。
公式サイト
次に巡回するのは北海道の釧路市立美術館なので、こちらから行くのはちょっと遠いですが、展覧会図録はAmazonで販売しているようです。
生徒さんには、いろいろな展覧会を紹介するようにしています。そこから興味が広がって新しい表現を見つけられたら、それはとても素晴しいことだと思います。
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